ブランデー

ブランデーの歴史

ブランデーというお酒は謎が多く、いつ誰がどのようにして開発をしたのかが明らかになっていません。

ただ15世紀頃にはフランス国内で既に一般的なお酒として飲まれるようになっていたことから、それ以前から既に誰かの手によって作られていたということは確かなようです。

ブランデーはフランスで「オードビー(生命の水)」と呼ばれていたこともあり、多くの人たちから重宝される存在のお酒でした。

ブランデーの生成はフルーツを使い、発酵をさせたあとに蒸留をさせるという方法をとります。

フルーツの種類や量については特に定めがなく、かなり広い範囲のお酒のことを「ブランデー」として分類をするのですが、現在日本国内で購入する「ブランデー」というお酒は一般的にはぶどうを原料にしたグレープブランデーのことをさしています。

その他の果物で作られたものは「フルーツブランデー」というふうに呼ばれますが、特別にりんごから作られた場合には「カルバドス」という名称がつけられます。

ブランデーを使ったカクテル

ブランデーは日本ではそのまま飲む用途で使われることが多いので、あまりカクテルベースとしては有名なお酒ではありません。

その中で有名なものをいくつか挙げれば、「サイドカー」や「ホーセズ・ネック」「ブランデーエッグノック」といったものがあります。

また新婚さんで訪れた時などには「ハネムーン」というカップル向けのカクテルがよく作られています。

ブランデーカクテルとして有名な「サイドカー」のレシピを紹介すると、ブランデーにコアントローとレモンジュースをそれぞれ1/3ずつ使ってシェークをします。

コアントローがない場合にはホワイトキュラソーを使うこともあります。

ブランデー自体が甘みのあるお酒なのですが、それをさらに飲みやすくしたのがこのサイドカーというカクテルですが、好みによってはブランデーを多めにして甘さをすこし抑えるような作り方をしてくれるところもあります。

またホーセズ・ネックは他にもジンなど他のスピリッツベースでも作られることのあるカクテルですが、グラスにレモンの皮をらせん状にむいたものを大胆に漬け込むというとても個性的な見た目をしています。

ブランデーについての豆知識

ブランデーは日本ではかつて高級酒の代表のように扱われてきました。

ブランデーの銘柄には「V.S.O.P」という等級がつけられており、これは貯蔵年数によって区別がされることになっています。

ただしこの基準は世界共通というわけではなく、それぞれのブランデーメーカーが自由に基準を設けているという非常に自由な内容になっています。

ブランデーの本家はフランスであり、日本でもおなじみのコニャックやアルマニャックといったものは特定の地域内で国によって設けられた基準の製法によるものだけを出荷するという厳しい品質管理をされています。

日本ではそうしたブランドイメージ優先で飲まれている雰囲気もまだまだ残っており、クラブバーなどで1本数十万円というような価格で提供されているお酒としてよくブランデーは登場します。

有名なところでは「ヘネシーリシャール」や「ルイ13世」といったバカラボトルに入れられたものがあります。