焼酎

焼酎の起源

焼酎の歴史や起源、製造方法をここでは見ていきます。焼酎の起源は、紀元前のヘレニズム文化という文化がありましたが、こちらから誕生した蒸留酒になります。紀元前3000年くらいのメソポタミア文明の遺跡から蒸留に使ったのではないかと思われる土器が発見されているのですが、これは酒の蒸留を最初に実施していたのはアリストテレスの古代ギリシャ時代だったのではという説があります。紀元前4世紀以降にヘレニズム文化は盛んになったのですが、錬金術が盛んで、その道具の1つに蒸留器が使われていたのです。

東洋に伝わった蒸留器は、14世紀以降に、それぞれの場所で蒸留酒を誕生させているのです。では日本にはいつごろから焼酎というものが伝わったのでしょうか。日本でお酒を蒸留するという技術が伝わってきたのがいつだったのかということははっきりしないのですが、きっと500年程度前にはすでに焼酎が飲まれていたのではないかとされている記録も残っているので、500年前には南九州で焼酎が飲まれていたという歴史になります。

焼酎が日本で盛んに飲まれていたのは南九州です。それはなぜなのかといえば、鹿児島にある神社から発見された落書きには、1559年に、神社の改修工事をした際に、ケチな施工主が、焼酎を一度も振舞ってくれなかったので残念だったと落書きがあったというのです。その当時の南九州では一般の人も焼酎をすでに飲んでいて、こうした仕事の後に振舞われていたということもわかるような落書きが残されているのです。

焼酎の種類

焼酎の製造方法について次に紹介していきたいと思います。米、麦の一次もろみの中に原料になっている穀物を入れて、二次もろみを発酵させて作ります。連続式蒸留機以外で製造したものが焼酎です。芋を蒸煮したもので二次もろみをすれば芋焼酎になります。このとき何を使うのかによって焼酎の種類が変わります。

麹作りから一次仕込みに入って、二次仕込み、そして蒸留して貯蔵し、熟成させて焼酎が造られます。焼酎の種類は主に芋焼酎、麦書中、黒糖焼酎が有名です。こうして製造された焼酎はお湯割りにしたり、水割りにしたり、ロックで飲んだりするのが一般的です。焼酎は蒸留して作られますが、蒸留したての状態では、ガス臭いにおいがしますし、焦げ臭い蒸留をしたとき特有の香りがしますので、まろやかな味を出すためにも、においを落ち着かせるためにも、製造工程で一定の期間貯蔵や熟成をしなければいけないことになっています。