ラム酒

ラム酒の歴史

ラム酒はサトウキビを原料にした、独特の甘みが特徴のお酒です。

起源は17世紀の西インド諸島であることから、今も北米大陸と南米大陸の中間地域のリゾート地などでよく飲まれているようです。

歴史的には18~19世紀くらいにヨーロッパに伝来し、そこから欧州地域でも広く一般的に飲まれるお酒として定着していきました。

ラムの種類を詳しくみていくと、軽い口当たりでカクテルベースとしてよく使われている「キューバ・ラム(ライト・ラム)」と、反対に濃厚な味わいが特徴的な「ジャマイカ・ラム(ヘビー・ラム)」とに分類することができます。

この両者のちょうど中間くらいの風味をした「ミディアム・ラム」というものもあり、カクテルを作る場合にはそれぞれのメーカーや仕様によってどう使い分けるかがバーテンダーとしての腕前になってきます。

ラム酒を使ったカクテル

ラム酒はそのまま飲んでも独特の甘みを感じることができるため、リゾート地によくあるフルーティーなジュースと一緒にしたカクテルとしてよく登場します。

有名なものとしてはライム・ジュースと砂糖を加えて作る「ダイキリ」があります。

「ダイキリ」は、サリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて」にもたびたび登場してくるカクテルであるため、小説をよく読む人はこのシーンに憧れてダイキリを飲んでみたということもあるかもしれません。

またダイキリをよりリゾート風にアレンジした、クラッシュアイスを一緒に飲む「フローズン・ダイキリ」もよく見かけるカクテルです。

フローズン・ダイキリは氷だけのシンプルなものの他に、フルーツを盛り合わせて豪華に仕上げるタイプのものもよく見かけるので、リゾート地を訪れたときには海岸からの景色を見ながらのんびり飲んでみたいものです。

またフルーツとの相性で作るカクテルといえば、「マイタイ」というラムベースカクテルも有名です。

「マイタイ=Mai Tai」とはタヒチ語で「最高」という意味をもっているということもあり、まさにリゾート地の定番トロピカルドリンクとしてたびたび見かけるものとなっています。

ラム酒についての豆知識

ラム酒といえば、カクテルなどお酒として飲むだけでなくスイーツづくりにもたびたび登場してきます。

酒屋さんなどでよく販売されている銘柄である「マイヤーズラム」はバーなどお酒を提供するお店で当たり前に使われているものですが、同時にその風味のよさからお菓子屋さんの厨房内でも当たり前に置かれているのを見かけます。

製菓用のラム酒として販売されているものもありますが、やはり本格的なお菓子作りに使用するなら本物のラム酒を使うことがおすすめになります。

マイヤーズラムの中でも「ダークラム」として分類されている琥珀色のラムは特に世界的に評価が高く、お菓子作りには欠かせないお酒となっています。

使用方法としてはパウンドケーキの表面へのツヤ・香りづけや、ドライフルーツのための漬け込みなどがあります。