ワイン

ワインの歴史

ここではワインの歴史や起源、製造方法を見ていきたいと思います。考古学的な見方としては、ユーカサス山脈の南でワイン作りが始まり、それからメソポタミアでもワイン作りが始まったといわれています。エジプトにおいては紀元前3000年くらいからぶどうを栽培していたという記録が残っています。これはぶどうを収穫して運んでいる姿が壁画に残されていたからです。ツタンカーメンの時代のワインはぶどうの種類や産地、収穫された年や誰の畑で作られたものなのか、醸造者の名前も残っています。この当時、一般庶民はビールを飲んでいたのですが、王族や貴族はワインを飲んでいたと記録にあります。

ワインを古代ギリシャ人がシチリア島やイタリア半島にぶどうを移植して広めていきました。古代ローマ人はギリシャ人からブドウ栽培の方法を教えてもらってガリア人に伝えて、それが全ヨーロッパに広まりました。ワインは世界で最も古いお酒といわれているのですが、もともとの起源は野生に生息していたぶどうが自然につぶれて、果汁と酵母がふれあい、そしてアルコール発酵が自然に起きたことでワインができたということです。ブドウの木は人類が誕生する前からあったと推測されてますので、自然界で人間の手に触れる前からワインはできていたという説もあるのです。

原材料は黒ぶどう

ワインの造り方は種類によっても違いがあるのですが、赤、しろ、ロゼ、それ以外にもいろいろと種類があります。赤ワインは原材料は黒ぶどうで、果汁と、果皮、種ごと一緒につけるのです。そうすることで酵母の働きでアルコール発酵が自然におきて、渋み、香りなどが作られます。その後絞って、さらに発酵させて、たる、タンクなどで熟成させて、ろ過して瓶詰めになって完成です。

それに対して白ワインは、白ブドウを使っていますが、果汁だけを使います。絞ってからデブルバージュして、アルコール発酵させて完成です。デブルバージュというのは冷やして沈殿させて不純物を取り除いて澄んだ状態にさせる工程です。そしてロゼワインは造り方が3種類あります。名前だけ紹介しておくと、セニエ法、そして直接圧搾法、最後に混醸法です。セニエ法は赤ワインと同じ作り方で、直接圧搾法は、白ワインの作り方になり、そして混醸法は黒ブドウと、白ブドウをどちらも使って赤ワインの作り方をして作る方法でできたロゼワインです。ワインの種類にはスパークリングワインといわれるものもありますが、これは普通のワインに炭酸ガスを入れているので、発泡性があるワインということになっています。