代々木ミルクホール(渋谷区)

レトロ感が魅力のミルクホール

ミルクホールとは、名前の通りミルクを提供することを主体とした飲食店のことです。
明治時代には、政府が日本人の体質改善を行うためにミルクを飲むことを推奨していました。
その頃のお店はその流れに乗ってミルクを提供することを主軸に置きこの名前の喫茶店を展開していきます。

明治から大正にかけては飲食店の中の多くはミルクホールと名乗っており、牛乳やコーヒー、カステラや食パンといったものを庶民的な価格で提供していました。
コーヒーが一般化することで大正時代には全盛期を迎えるものの、関東大震災後には喫茶店ブームが起こり衰退してしまいます。
ただし、今でも現存しておりレトロな空気を楽しめる飲食店としてコアなファンを集めています。

昭和にタイムスリップできる居酒屋、代々木ミルクホール

ミルクホールの懐かしさを残した新しいタイプの居酒屋として渋谷にできたのが代々木ミルクホールです。
渋谷なのに代々木?と不思議に思った人もいるでしょうが、最寄駅は代々木駅で西口を出たらすぐ目の前にあります。
オレンジ色の看板が目印で建物の2階に店舗を構えています。

代々木ミルクホールは店内にずらりと壁一面レコードが飾られているのが特徴です。
昭和40年代から50年代にかけてのものが揃っており、青春時代だった人にとっては懐かしいものが揃っておりこのジャケットを眺めるのも楽しみの一つとなること間違いなしです。
もちろん世代ではない人も、このレトロなレコードを見ているとそれだけで楽しかったり、レトロな気分が味わえたりとなかなか楽しめます。

メニューもこだわりのものが多数

ミルクホールとはいえアルコールもあるのが代々木ミルクホールの特徴です。
最初にお通しが出てきますが、昔懐かしい給食のアルミ皿にポテトチップスや駄菓子が乗せられてきます。
これだけでも十分に興奮できるのですが、それ以外のフードメニューもアルコール類も懐かしいものが多数です。

給食の定番だった揚げパンや真っ赤なタコさんウインナー、アルミ鍋に入ったチキンラーメンなど昭和レトロな見た目のものがあれこれ並んでいます。
飲み物もクリームソーダや瓶のラムネ、ニッキ水など懐かしいメニューが多く並びます。

もう一つ面白いのが他ではあまり見かけない珍味もメニューで取り扱っている点です。
カエルや蜂の子やざざ虫、イナゴといった虫類も並んでいます。
どれもリーズナブルなチャレンジしやすい価格設定となっています。

全体的に価格設定がリーズナブルにされているため、気軽に立ち寄れるお店になっています。
カウンターがあるので一人でふらっと立ち寄るのにも、友人と飲み足らないなという時の二次会にも使えます。
少しレトロな気分が味わいたいときにはぜひおすすめなお店です。