居酒屋用語

「お通し」

居酒屋では居酒屋特有の用語があります。知っていると役に立つかもしれませんので、ここで紹介したいと思います。
「お通し」、これは居酒屋でお客様が注文するまでの間に最初に出すとりあえずのお酒のつまみなどを意味しています。
突き出しといったり先付と呼ぶことが多かったのですが、先付というのは、最初から献立やコースの中に組み込まれている場合の料理を意味していて、お通しは注文をしなかったとしても出てくる料理のことです。
フランス料理で言うところのオードブルもお通しなのです。関西ではつきだしということも多いですが、なぜお通しという名前がついたのか、その語源の由来は「お席のほうへお通しして」から来ているといわれています。

スタッフに渡すお金

そしてチップ、これは海外旅行をしたことがある人なら知っていると思いますが、個人的にお客様がスタッフに渡すお金のことです。
あまり日本ではチップという制度そのものは主流ではなくサービス料として組み込まれていることが多いので、チップという制度そのものはありませんが、居酒屋で働いていても羽振りのいいお客さんはチップをくれることもあります。そして居酒屋で客がご飯を食べ終わってからお会計をしてもらうときに「おあいそ」といいますが、これはお勘定をする際に使う居酒屋用語ですが、一般のお客さんもいいますね。
お店の人が勘定書きを渡す際に使う言葉なのですが、なぜこの言葉が使われたのか語源は歌舞伎から来ているとのことです。歌舞伎用語で愛想尽かしをする、これからおあいそという言葉が来ているというのです。
愛想尽かし、これは縁を切ることを意味しているのですが、愛想尽かしなことですかと、とても謙っていったところから、尽かしをするを省略して「お」をつけておあいそになったのだとか。

またもうひとつ説があって、昔、お店の人が愛想が悪くてサービスが行き届かなかったということをわびる意味で、「愛想がなくてすいません」といいながら勘定伝票をお客様に渡した背景があり、そのことからお愛想ということになり「おあいそ」になったという説があります。

居酒屋用語は、居酒屋で働かなくても、居酒屋に食べに行けば耳にすることが多い言葉ですので、知っていると役に立つかもしれませんね。
意味があるようで、実際語源はまったく関係がないところからきている場合もあるので、意味がこれまでわからなかったという人も、これでわかっていただけたのではないでしょうか。